川柳
【川柳】さよならの続きのような水の音
私は「癸巳」という日に生まれている。
癸はチョロチョロと流れる水。海のように滔々と流れる水ではない。
水は形がないので、揺らぎやすいけれど柔軟性はあるらしい。確かに態度はデカくても実は小心(笑)
正真正銘の雨女だし、山よりも川や海、湖など水のある場所を好むのもやっぱり「水」の気を持っているからかな。
大切な時には水の近くに居た。そしてその音を聴いていた。
うれしい時も悲しい時も。もう会わないと約束した時もそうだった。
『さよならの続きのような水の音』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム 2017年9月句会
自由吟 秀句
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