相手のしぐさはコミュニケーションの潤滑油 ~両手を組んだ時どちらの親指が上になりますか?~
2017/01/20
血液型占いや星座占いのように、分けられたタイプでその人のイメージが決まってしまうことがたくさんあります。
傾向なので、一概には「そのとおり」とは言えないのですが、自分の属性があるとそれを心地よく思うことはないでしょうか。
帰属意識とは精神分析学の言葉だそうですが、同じ属性を持つことで一体感からくる目標の共有と到達に向かうメリットがあると言われています。
「私A型。あなたもA型なんや。どおりで~と思ったわ~」「え、B型?よかった~!どこに行っても個性的って言われない?」「双子座同士なら分かりあえるわ。」
こんな会話を耳にすることはよくありますね。
仕事でもお客さんや取引先とのコミュニケーションで、誕生日や出生地など同じことがわかると一気に話がテンポよくなってきたという経験をされた方は多いと思います。
もし事前に属性についての情報がわかっていると、実際に会った時の会話を準備していけることになりますが、何も前情報がない場合(接客や飛び込み営業など)相手のタイプを一瞬にして見分ける方法は「しぐさ」です。
ここで一例をご紹介します。
目の前の相手をよく観察していると、何気なく両手を組むことがあります。立っている時には手は組みにくいですが、腕組みにも当てはまります。
その時に、左の親指が上の場合は、いわゆる右脳派、右は左脳派の傾向が強いと言われています。
右脳は感覚的、左脳は理性的。
では、この結果をコミュニケーションに応用すれば、会話は徐々に円滑になる可能性が高くなります。
心情的に響く流れを作るか、数字を駆使して進めるのか、、
営業や商談、接客に不可欠な「質問」にも盛り込むことができると、相手の心は開かれていきます。
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