川柳
【川柳】イタリアの美術館で詠みました~エア吟行ならいつでもどこでも~
私が所属する柳社「川柳文学コロキュウム」 コロナの前にはひと月に一度、句会が開催されていました。
3月以降は休会となっていますが、新しい取り組みで「エア吟行」という句会をwebで行っています。
毎回「どこかに行ったつもり」で想像力を活発にして川柳を五句読むのですが、これが結構楽しいのです。
少し前になりますが7月はイタリアの美術館の展示を紹介したEテレ番組「日曜美術館」を見て川柳を詠むという課題でした。
行ったことがないの だけど
番組ではイタリアの遺跡や美術館を訪ね、関連する絵画を紹介していました。
絵心のない私は絵画よりもその風景に見とれ「あああ、いつか行きたい」と気持ちが高揚していました。(常々イタリアは死ぬまでに一度は行きたいと思っている国です)
しかし、、課題を仕上げねば。ということで、、出来上がった川柳です。
「前頭葉 異国の赤で染まります」
「逆説に逆襲される美術館」
「解凍を拒むダ・ヴィンチの思惑」
「終わらない祈り 空が砕けても」
「ウィルス討伐に動き出す壁画」
桂 晶月
-川柳
-コロナ