本気の卒業 ～ワタシ自活します～
2017/10/10
本日、私の会社で行っている「タロット鑑定士独立開業塾」をお一人卒業された。
受講されている間に鑑定士としての仕事に就いていらっしゃる。今までの仕事を辞めて鑑定士として歩んでゆく覚悟。
一生懸命、仕事を探されての結果、今は有名占い店で頑張って働く毎日。
本来ならテストを受けて合格した時点で「タロット鑑定士認定書」をお出しするのだが、今回はちょっとイレギュラーなコースで進行。既に現場経験を積まれているので今回は「修了証」をお渡しした。
私は机上の勉強よりも現場での経験があってこそだと思っている。資格を取ったとしてもお客様に求められなければただの腰掛け資格。
対価としてしっかりお金をいただける段階で初めて仕事と言える。よく「ワンコインでやります」と聞くけれど、私は断固阻止。
対価は自己責任。だからこそ、残っていける仕事をしてほしいと思う。お客様に求めらるには、誰もがやっていることでは追いつかない。
趣味臭がした時点でお客様には失礼なので、そのあたりはしっかりとした自負を持ってほしいと伝えてきた。
お客様あっての仕事。困った時、迷った時にはお客様の目線になってみることが必要。
先生と言われると、ついつい気持ち良くなっていく傾向があるので、ここは必ず振り返りながら天狗にならないようにともシミュレーションしながら伝えてきた。もう、嫌気が差すぐらい聞いているはず。
凛とした美しい表情のMさん。今の仕事の兼ね合いがあるのでご紹介できないのが残念。覚悟を決めただけあって将来のビジョンもしっかりとしている。期待したい。応援したい。
新しく鑑定業にシフトしたと同時に、一人暮らしを始めた彼女。
最初は検索で見つけてくださった弊社の講座。「本当にここに来てよかった」と言ってくださったことに感謝。
次回お目にかかれる時、どのような表情でいらっしゃるか、想いはブレずにいらっしゃるかを改めて感じたいと思っている。
Mさん、前途洋洋。どうぞますます現場経験を積んでください。ありがとうございました。