月とスコップ 

大阪の株式会社エガオール代表 土本晶子です。風水や運勢の事業、猫と暮らす毎日、川柳もちょいと詠んでいます。そんなアラ還女子の日常をボチボチと。

仕事観 日々雑感

誰が何と言おうと愛しています

日曜日のドラマ「陸王」を唸りながら見ている。
自分の会社と社員、そして仕事自体をどれだけ愛せるかで人生は大きく変わってくるんだろうな。その愛は誰が笑おうとケチをつけようとブレることはないもの。

第1話で取引先銀行の担当社員が訳アリ左遷される場面で、「融資してやっているから言うこと聞けよ」的な新しい担当行員に向かって、
「あなたはうちの足袋を履いたことがありますか!○○君(これまで担当だった行員)はいつも履いてくれました。最初はトンチンカンな事しか言わなかったけれど・・誰よりもうちのことをわかろうとしてくれた」
このようなセリフがあって・・・私は胸が熱くなった。

自分の会社の仕事はどれだけわかってもらえているんだろう。

きれいでも美味しくもなく触れるものでもない。美しい形でも色でもなく、最初から「要らない」「嫌い」「お金出すなんて・・」人に紹介なんてもってのほかなのかもしれない。

だけど、必要とされるところがあったからこそここまで続けてこられた。陸王の行員さんみたいに肌で感じてくださる方がいて次の時間に繋いでこられた。

先日のイベントでのこと

担当さん 「風水の方が今日は来られているので、今回のリフォーム見てもらいませんか?」
お客さん 「わあ、怖い事言われるの嫌だから、やめとくわ~」
担当さん 「そうですよね~ 」

うむ、、、いつもの展開。しかし、これはこのままだともったいない。せっかくのリフォームだから。
背後から近づいていって 「こんにちは ラッキ―カラーや日取りを今日はお伝えしてるんですよ~」 「わ、びっくりした!ラッキーカラー? じゃ見てもらおか」

そして出てきたラッキーカラーはお客さんの大好きなパープルだった。「今回の(リフォームする)お風呂も紫。いい色でうれしい~」そしてリフォーム時期を見たところ、当初の計画で大吉だった。「今日は来て良かった!」と大喜びで施工店さんと帰っていかれた。

喜んでもらうことができる、個人や法人の利益に貢献できる仕事を私は愛している。

人が一番悲しいのは必要とされないことだと思う。すべての人が「好き」「必要」としていなくても、私は自分の仕事でできることがまだまだあると思っている。

必要性が十分届けられていなのは自社の責任。見つけてもらえる工夫と行動をうんと強化していきたい。

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