「大山さん(旧姓) 手相見て~ 」 元旦に見た親友のお母さんの手相が凄かった件
大晦日に岡山の実家に帰って一泊。
みんなで年越しそばを食べて紅白歌合戦を見て、久しぶりの故郷での年越し。
12月に救急車で運ばれた母のケガは経過順調、元気そうでホッとした。
元旦、小学校からの幼馴染の友人にメールすると「もうすぐ実家に戻る」と。お互いの実家は近いのでこれはチャンス。いつもは千葉と大阪でめったに会えない。
私は夕方に帰ることにしていたので「ちょっと、今から行ってもいい?」と彼女のお家に押しかけた。
約1時間話し込んで帰る時間。「お邪魔しました」と言って外に出て約30秒
「お、大山さん、ちょっと手相見て~」と友人のお母さん。
「もう、仕事なんじゃからお金払わんとおえんよ(いけませんよ)」
と友人とお母さんの押し問答。
「いやいや、お母さんの喜んで見ますよ~」 と見せてもらった手相の運命線にうっとり。
運命線は手首側から中指に向かって上がる線。社会との関わりを表わす線で一生懸命頑張っている人は真っ直ぐ上がる傾向がある。
小学生の頃、親友も私もお互い両親が共働きで鍵っ子だったので、つるんで遊んでいた。寂しいなんてこれっぽちも思わなくて、むしろ自由な時間を楽しんでいた。
お互いの家庭事情は子どもだけどしっかり把握していた。経済的にも大変で親子の時間なんてなかった。
お母さんの手相は一生懸命働いてきた時間を物語っていた。
「お母さん、頑張ってこられたね~ 手相がスゴイよ」というと「そうなんよ わかる?」「この運命線はとても立派だから」
お母さん、今は介護をする日々で心身共にお疲れ気味出そうだけど、笑顔はキラっと輝いていたよ。