【川柳】今を色で表すと何色ですか?
2017/01/20
色彩心理学、カラーセラピーなど「色」と「心」の関係について分析して自分自身を把握する方法があります。
以前、独学ですが自分の開運講座でも取り入れたことがありました。
その時は年齢を10才ごとに区切って、受講生の皆さんにその年代をイメージする色を塗ってもらいました。
もう終わっている時間にもこれからの時間にも12色の色鉛筆から色を選んで塗ってもらったのです。
興味深かったのは70才代、80才代のところに赤色を塗る方が多かったこと。
「赤」はエネルギーの色。アグレッシブな色です。気持ちが高揚している時、メラメラと燃えている時の色と言われています。
私はもともと赤は好きな色だったのですが、5年位前に持っていた赤いセーターやシャツ類が一切着られなくなりました。
あんなに好んで着ていたのに、自分でも驚くほど心が拒否してしまうのです。
そして 赤い服は思い切って捨ててしましました。そうしたら、とてもスッキリしたのです。
自分なりに分析すると「そっとしておいてね。ちょっとクールダウンさせてね。」ということだったと。
無理やりポジティブ神話に苦しんでいたころでした。
長い間、赤を身につけることはなく、、、しかし、去年あたりから復活してきました。
赤も知らず知らず手に取るようになってきました。
赤はコントロールが必要な色です。多用している時も避けてしまう時も、それはそれで意味があるのです。
『でしゃばった赤をやすりにかけている』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム2015年2月句会 宿題「削る」より