川柳
【川柳】ゼロとイチを結ぶ金色のライン
振り返ればマイナスからのスタートでした。
マイナスの寄せ集めはいつまでたってもマイナスで。
大海の温度はかき混ぜても上がらず、少しの熱もすぐ冷めていきます。
諦めると元の沼に戻ってゆくことを覚えてしまうと、今度は怖さが先行していくから困ったものです。
それでもありがたいことに、そんなジタバタを見て引き上げてくれる人達がいます。
また歩き出すと、冷え切った地面の端っこが温かくなっていました。
この大地に撒いた種はどんな花を咲かせてくれるでしょうか。
『ゼロとイチを結ぶ金色のライン』
川柳文学コロキュウム 2016.4
カレイドスコープより
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