瀬戸内国際芸術祭2016 犬島へ行ってきました
2017/01/20
お彼岸に仕事で行けなかった父のお墓詣り。どうしても生きたかったので一週間遅れでの帰省。
大阪と岡山。約200キロ。近いようで年に数回しか帰れなくて。で、せっかくの帰省なら実家のみんなとどこかに行きたいねと言うことになり、ちょうど3月20日から始まった瀬戸内国際芸術祭通称セトゲーに行ってきました。
岡山宝伝港から犬島へ。
連絡船で15分。
アートは素人。だけど川柳などの短詩文芸と一緒で自分の心で感じればいいんだと。ちょっと開き直りの心境で「犬島」に到着。岡山で育ったのに犬島は初上陸。
さすが犬島。犬ガチャ。
海がきれいすぎ。アートに触れ会う前に心を透明に。
犬島精錬所は衝撃の連続。
続く石畳
何に使われてたんだろ。
そびえ立つ
犬島精練所・・・煙害対策や原料輸送に利便性の観点から1902年に造られた銅の精錬所。一世紀が経過し沈黙の中に圧倒的なメッセージを放っていました。
それは現代への警笛であり未来へのサーチライトであり。
周囲4キロの島に繰り広げられるアートは
犬島だからワンちゃんオブジェ
晴天。心地よい潮風。
普段は静まり返っている島もセトゲーの間は賑わいます。
島の人達が芸術祭に来た人たちに温かい笑顔と言葉でもてなしてくださることったら。イベントは共感と地域の巻き込みが成功の要素だと強く思ったのでありました。
小さな島で過ごした時間。歴史と現代アートの融合は私の命の深いところに心地よい隙間を作ってくれました。