月とスコップ 

大阪の株式会社エガオール代表 土本晶子です。風水や運勢の事業、猫と暮らす毎日、川柳もちょいと詠んでいます。そんなアラ還女子の日常をボチボチと。

仕事観 経営 事業について

熱量の違いを想定して選ばれる企業へ ~起業丸5年を迎える前に思ったこと~

2017/01/20

会社で運営している風水ブログや新しく提携した工務店さんの風水リフォームブログを書く時間が重なり、こちらのブログの更新がなかなかできずにいました。

会社を作って来週で丸5年。いろいろな経験は8割以上が「失敗」のような気がしていますが、失敗が無いことには成功も無く、ぐうたらな私の場合はこの失敗経験が原動力になっているような気がします。

しかし感情論だけでは経営はできず、結局、数字が出ないことには会社の継続は無理です。5年という大きな節目。この先の5年は大きな山になると思っています。

必要とされない限りは仕事でない

「どうしてこんないい事をやってみないんだろう。女性は風水や運勢鑑定が好きだからきっと喜ばれるのに。そして、私の仕事は企業の売上げに貢献できる!」
起業する際、こう思っていました。この思い込みがあったから起業できました。これは同時に目標に繋がりました。
もちろん、今でも想い続けています。この仕事を始めて9年、多くの笑顔を拝見してきたので。そして、まだ届いていない所に、鑑定が持つ「安心」と「幸せ」を伝え、必要としてもらいたいと思います。

「求めない」「期待しない」でいい

上記のような想いが募ると、理性も感性もついつい一方通行になります。そして思ったような反応がないと「挫折」を感じたり。
思ったような反応とは期待値。あくまでも自分だけの。「仮説」とはまったく別物です。
投げかけたものがあれば相手に期待します。自分と同じ熱さで返してほしいと思います。しかし相手にしてみれば、数ある中のひとつ。決して特別な存在ではないのです。
相手はこちらと同じくらいの熱量を全く見ず知らずの先に放っているかしれませんし、こちらの熱さを迷惑に感じているかもしれません。
求めない、期待しないというと寂しい響きがあるけれど、接点の温度を保つということが良好な継続のポイント。この5年間で得た教訓です。

選ばれる存在に

伝えた先には何があるのでしょうか。相手は自分の物差しで必要か必要でないかを判断します。最初はどの線にも触れなかったことが、タイミングが違えばストンと入ってくることもあるでしょう。
私は相手をお客さんと仮定して、その状況を想像し、安心できる時間を提供することが一番の仕事となります。
相手が「これは必要」と思うと選ばれます。選ばれないとエガオールのお客さんにはなりません。これは相手が個人でも企業でも同じことです。

「売り手良し 買い手良し 世間良し 」の「三方良し」 は永遠のテーマ

先日、地元のFM局に出演した際に「座右の銘は?」と聞かれ、この言葉を迷わす選びました。
近江商人の心得 三方良し は商売の基本形です。エガオールの仕事がお客さんとその先のパイプになれることが最終目標です。

カウントダウンを強く意識する6年目。時間は永遠ではなく、いつまでも同じところで泳いでいるわけにはいきませんね。

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