川柳
【川柳】伝えるしかなくて明日になるために
毎月開催している「リフレッシュ川柳の会」に参加されている30代の女性から「川柳と出会い新たな趣味を見つけることができました」とメールをいただいた。
川柳、十七音にする自分の言葉はたちまち色や温度、香りを持ち始めて、そこに余韻という特殊効果のような、なんとも不思議な心の空間を作ってくれる。
この魅力にとりつかれると作句することが楽しくなって自分の今を川柳に残しておきたくなる。しかし初々しい気持ちはだんだんと忘れてしまうので、このような感想をいただけて自分が川柳を始めた頃のことをちょっと思いだしていた。
今年で川柳を始めて10年。過去の句を読み返すと本当に昨日のことのように蘇ってくる場面と心情。ああ、こんなにうれしかったんだ。こんなに寂しかったんだ。こんなに恋しかったんだ。
『伝えるしかなくて明日になるために』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム2017年10月句会
自由吟より
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