月とスコップ 

大阪の株式会社エガオール代表 土本晶子です。風水や運勢の事業、猫と暮らす毎日、川柳もちょいと詠んでいます。そんなアラ還女子の日常をボチボチと。

日々雑感

人生初「なにわ淀川花火大会」のフィナーレは思わぬことが待っていた

2019/08/12

大阪に住み始めて24年 今まで天神祭の花火もPLの花火も淀川花火も見に行ったことがありません。

花火は大好きですが、だんだんと人混みが苦手になってきて「行っても疲れるよなあ」と敬遠していました。

が、なぜか今年は一番近場の淀川花火に行ってやる!とわりと早くから決めていたのです。

そうしたら友人が毎年行っていることがわかり一緒に連れて行ってもらえることになりました。

友人曰く、

・駅前のスーパーでビールとおつまみを買っていくこと
・18時過ぎには到着してレジャーシートを敷くこと
・帰り、駅までの道が大混雑して進めなくなるので最後まで見ないこと
・トイレは済ませてから行くこと

楽しく見学するため以上を必ず守るようにと。

私としては全く初めてなので、要領わかっている友人の言葉は心強く「はい、守ります」と即答しました。

昨日は集合の前に膝の治療に行っていて、先生に花火大会に行く旨を伝えると「地べたに座るのは今の膝の状態では禁物。椅子を持っていくように」と言われたので、駅前スーパー内の100均で「折り畳みステップ」も購入。

大好きなサッポロ黒ラベル(ロング缶)と各種おつまみを買って電車に乗り込みました。

淀川河川敷は夕暮れ。涼しい風が吹いて本当に気持ちいい。「こんな涼しいのは初めてや」と友人は言っていました。
それにしてもすごい人で、時間が経つごとにダムの放水のように増えてきます。簡易トイレも長蛇の列。友達の教え通り、トイレは済ませていてよかった、よかった。

レジャーシートを敷いて買ったステップを置いて、プシュ~ 乾杯!

最高じゃないですか!ピクニック気分で食べて飲んで・・・私のロング缶は花火の前に無くなってしまいました。

ああ、始まった!!

ボンボンボン この地響きのような音がたまりませんね。テレビで見るのとはやっぱり違う。
気が付くと一発一発に二人で「おう、おう」と声を上げて手を叩いていました。すっかりおばちゃんの反応です。

座った場所は打ち上げ場所から離れていて仕掛け花火は見れなかったのですがそれでも十分。
19時40分から始まって1時間の開催と分かっていたので、20時15分くらいになると「そろそろ行かねば?」とソワソワしてきました。
まあまあの人が駅に向かって歩き始めています。

「もうちょっと、もうちょっと」と言っているうちに20時30分。
名残惜しいねえ~と言いながらシートを畳んで歩き始めました。

「フィナーレはもっとボンボンいうから、ほら、こうやって後ろ向きに歩くで」と器用に歩く友人。確かに花火が見えて「これはいいね」なんて言っていたら、ボンボンの間隔が短くなってきました。

「おお、きたきた、ちょっとここ登ってみよ!」と友人。一緒に近くの土手に駆け上がりました。しばらく見学。
そして静かになったので、
「終わったなあ~」と歩き出すと、いきなりボボボボボボと大連発!
「わ、これがほんとのフィナーレや!」とまた土手に登ろうとする友人。ついていこうとしたところで「あれれ~ 」足がもつれ、私、派手に尻もちをついてしまいました。

友人が手を引いてくれるのだけど体が重くて起き上がれません。何かの小劇場のようになってしまっていて群衆は大爆笑。やっと起き上がった時にはフィナーレが本当に終わっていました。

「こんなオチがあったとは・・」 と友人がポツリ。
帰りの電車では二人で思い出し笑いが止まらなくて、、、ちょっと不気味な人達に見えたと思います。

2019年夏 初めての「なにわ淀川花火大会」 一生忘れないと思います。
来年も行きたい!

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