川柳
【川柳】言葉の原動力 振り返ったところの温度は次に進むために
明後日は今年で4年目になる「エガオール川柳の会」
いつもお越しくださるメンバーは言葉を愛する仲間です。
「あかん、何も浮かばへん」「また駄句です、、ほんまにもう、、」と言いながらも、めきめきと腕を上げてこられていて、毎回新鮮な感動をいただいています。
川柳は心を詠むものです。気持ちが沈んだ時の川柳に強い言葉は並ばないし、うれしい時は前向きな言葉が自信ありげに出てきています。
これからも「今」を切り取って自分の言葉にして残しておこうと思います。
川柳の会、皆さんの時間を個性的な五七五で詠んで楽しんでいただけるとうれしいです。
私の句です。
『太陽の塔から飛ばしている懺悔』
『アダムにもイブにも見えた世紀末』
『地下室で演じ続けるモノローグ』
『爪先に宿した譲れないひとつ』
『戻れない巣箱に鍵をかけておく』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム 2020年4月号 カレイドスコープより
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-エガオール川柳の会, 五七五, 川柳