興味 ~素直な好きと苦手~
以前、何かの特集番組で「年を取ったなあと思うことは?」という街頭インタビューで「NHKが落ち着く」と答えている方(恐らく50代女性)がいらっしゃって大きく頷きました。
年々、テレビを見る時間が減ってきています。見たい番組が少ないからです。しかし、しかし、NHK、BS、テレビ大阪には(オタク)番組があるので、録画して堪能しています。
嗜好や興味は年と共に変わります。少し前までは世間の評価が高いものに自分の興味が薄くても「これがいい」と自分の感覚を合わせようとすることが多々あったのですが吹っ切れました。楽になりました。
自分の「おもしろい」は相手の「つまらない」 相手の「得意」は自分の「苦手」
私は何かの「物」を作ることが大の苦手です。
器用に作ることができないので、できる人のことが本当にうらやましいです。
「できたら楽しいだろうなあ」「お手製で素敵な物を飾るってワクワクするだろうなあ」って嫉妬にも似た気持ちになります。
先日、幼なじみの親友とのLINEで料理についてやり取りをしていて
「見るのはいいけどなかなか作るまでには・・」と結論。手作りや厳選材料でと言われると途端にしんどくなってしまう私たち。「もういいよね」というところで話が着地しました。
仕事にも通じることですが、主観は主観。なので「必ず逆がある」「自分に心地よいだけかもしれない」という視点を持ち続けたいなと思っています。
回り道は敢えてしなくていい もっとしなやかに
経験値を積むことは財産になります。
苦手なことの克服は大事。克服できなくても興味を持つだけで視野は広まります。
年齢を重ねると経験値は上がります。だから何かあったときに昔の自分履歴を辿れます。素晴らしいことです。
様々なことに関心をもち試すことはきっと未来のプラスになります。
しかし自分の残り時間を考えると、苦手より得意の時間で泳いでいたいなあと思うのです。
皆さんはいかがですか。