50代最後の一日 思うこととと望むことを
いつか来る・・とは思っていましたが、いまだに信じられないのが自分の年齢です。
明日で還暦 今年は生まれた年の十干十二支に戻ります。そう、60年前の「甲辰」年に生まれたので。
この年は10月10日に東京オリンピックが開催されました。日本が活気で満ちていた頃です。
私はこれまで多くの人と出会い、たくさんの経験をして、幸い元気に時間を重ねることができました。
繋がれた皆さんからいただけた「こと」は、今の私の心身をつくる栄養となっています。
生きるって縁あってこそ。自分が必要としていたからこれまでの「こと」が起こっているのだと、ここにきて改めて深く感じています。
仕事柄、自分の運の特性や運勢傾向は知っていて(それが100%合っているわけではありません)それがどのように表面化してきたかを振り返ってみると、実に感慨深くあるのです。自分の人生を俯瞰してみると「ああ、あの辛さはそういう意味があったんだなあ」などと。齢60にして悟りを開いたような心境です(笑)
これもきっと必然の出会い 心にストンと落ちっていった言葉
いわた書店さんの「一万円選書」に当選!喜びと戸惑いのカルテ記入 の後、5月26日に一万円選書の本が届きました。計11冊 そして別途注文していたブックカバーも。
本が届く3日前には、選書のタイトルのお知らせ、そしてそこには、カルテに私が書いたことへの返信がありました。約30行程 難しい言葉はなく、いたってシンプル。だけど読んだ瞬間になんだか胸の中の凸凹をわさっと掴まれたような感覚でした。
その中でも
・人は皆「違う」ことに気が付けば「自分を解放」し「他者を認め」互いに折り合いをつけて生きていけると思うのです。
・変えられるのは自分の未来だけ、残りの人生をどう使い切るか。
こんなにも今の自分に響く言葉があることに自分でも少々戸惑いました。
今年72歳になられる岩田社長 残された時間であと何人の方の選書ができるか、だから今がとてもいとおしいとも書かれていました。
還暦はひとつの分岐点として。残り時間の使い方を決定する大きなチャンスとして。
思えば、貴重な時間なのに、まだまだ自分が納得のいくものではなく。だから生きていけるのかもしれませんね。でも、何かをするにもこれからは体力も落ちてくるだろうし、思考もペースが落ちてきます。これが焦る原因となるのでしょうね。
岩田社長のメッセージを何度も読み返し、選書のうち3冊読了した現時点で、そして今起こっていることを総じて、俯瞰してみると、私が欲しかった答えに指先が触れているような感じがしています。
日々、選択と決定を繰り返しているのはみんなそうです。明日からも続くことですが、ここからは「ゴール」を見据えて進んでいきたいと思っています。
還暦バンザイ!皆さま、ありがとうございます。