川柳
【川柳】セーターを脱ぐように軽くしておきたい部分
桜が咲き始めました。人に体内時計がある様に植物にも正確なセンサーがあるのでしょうね。
毎年、桜の開花宣言に大きな変化はありません。
人は自分の都合で物事の前後を取り換えたり、無かったことにしたり。
植物の健気さは人より上かもしれません。
文句も言わずに与えられた業務を遂行しています。
自然に学ぶことはたくさんあります。シンプルにシンプルに心身から余計なものを削ぎ落としていくと、開花してくことがあります。
春は自分のこれからと向かい合うには持ってこいの季節です。
『脱皮後のカタチきれいに塗っておく』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム 67号フィッシュ・アイより
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