月とスコップ 

大阪の株式会社エガオール代表 土本晶子です。風水や運勢の事業、猫と暮らす毎日、川柳もちょいと詠んでいます。そんなアラ還女子の日常をボチボチと。

日々雑感

五情のバランスと新型コロナウイルスと  ~見えない恐怖に対する見えない力とは~

2020/03/29

2020年3月27日10時現在、新型コロナウイルス感染者数 2114名
前日からは95名感染者が増加しています *厚生労働省発表

いよいよ日本も切迫してきました。

いつもの生活や仕事が普通の状態であるなら、この新型コロナウイルスの脅威にさらされている現在は、環境も人もモノもコトもすべての均衡が崩れつつある段階です。

これからさらに状況は厳しくなってくるので心の準備が必要です。

五つの感情バランスとは

風水や東洋易に五行論という基礎理論があります。

五行論

森羅万象は「木、火、土、金、水」の五つの行に分類できて、このバランスがとれた状態なら環境は潤い、人には活力が漲り 時代は繁栄してゆくというのが「五行論」です。

五つに分けられるものの一例です。
・五季 春、夏、秋、冬、土用(四季の間に在る季節)
・五味 甘い、辛い、酸い、苦い、塩辛い
・五色 青、赤、黄、白、黒
・五臓 肺、心、脾、肝、腎
・五液 涙、汗、涎、涕、 唾

お伝えしたいのは五つの感情「五情」  五情とは「怒 喜 思 悲、恐」です。

この中で「喜」は「笑う」 「思」は「思いやり」そして「憂い」も含まれます。

五つの感情のバランスが取れて人の気持ちは安定に入ります。どれかの感情が強すぎてしまうとメンタルが循環しにくくなります。

今、この先行き見えない不安な状況は「憂い」「恐」が過多の状態 これから「怒」「悲」も増えてくるでしょう。

五情のバランスを意識してみる

五情バランスに偏りが生まれている今、これ以上の偏りはいりません。

そのためには「根拠のない情報に翻弄されない」「誰かの五情バランスを崩す元凶にならない」 これが大切だと私は考えています。

一方的な批判や非難は「怒」の感情が強すぎる状態なので、実は自分自身のメンタルに負担をかけています。バランス崩れが長くなると修正するにも時間がかかります。

敢えて「喜」と「思」のすすめ

著名人、スポーツ選手など影響力のある人たちが、休校で自宅にいる子どもたちに動画を配信しています。
このような行為は発信側も受信側もお互いが五情バランスが取れていきます。

個人でも「できる」こと、また「やらない」ことで、多くのストレスや混乱を緩和できます。

ひとりひとりが冷静に事態を受け止め、自分と相手の五情バランスを意識してこの難局に向かっていければと願っています。

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