運勢鑑定は当てることより創ることを
2017/01/20
講座が終了すると同時に受講された方が走ってこられて手のひらを私に差し出した。そして、
「私、前に占いで手相を観てもらった時に人との縁が切れやすいと言われたんです。本当ですか。ずっと気になって・・・」と。
パッと拝見したところ、運命線が所々切れていて、また、違うところから次の運命線が上がっていてという状態だった。
は~、そういう言い方をするんだなあ。運命線の切れ目は何も「縁が切れる」わけではない。ただ環境が変わりやすいだけ。
その変化はその人にとって良い場合もあるし、他の人が良いと思っても当事者は悪いと判断するかもしれない。
他の線とのバランスでも見ると、なにも縁を切ると断定できるものはない。
そのことをお伝えすると、みるみる表情が明るくなられた。
他の線も良い線をお持ちなのにどうして悪くとらえてそういう風に伝えるんだろうねぇ。今まで数えきれないくらいこのような声を聴いてきた。
たとえ、その可能性があったとしてもどうしたら回避することができるか、他に運気を補う線があることを言わないんだろうねぇ。
人の記憶にはうれしい事よりも辛い事や悲しい事の方が残る。そうして行動を支配していく。
運勢鑑定の役目は決して「脅し」ではない。そうなると怪しい商法になってしまう。お客さんの喜びや自信とは逆。
自分がこれからお手伝いをしていきたい経営者や事業主の方、また、起業を希望されている方へは、運勢鑑定を未来を創る材料として届けていきたい。