届いたクレームから気づく慢心と初心 起業3年目の課題
2017/01/20
私の会社(株式会社エガオール)の業務に「メール鑑定」という種目があります。
最近は対企業、対店舗の仕事が増えてきたのですが、個人鑑定は自分を育ててくれた大切な仕事であります。(10年前、悩めるママさん達の鑑定から始まった)
鑑定は本来は面と向かって話をお聴きして、コミュニケーションしながら四柱推命、数秘術、手相、タロットカード、九星気学、また、風水という手段で問題が解決に近くなるよう選択肢を提示していきます。
距離や時間の問題でお目にかかれない場合は「メール」でお返事することもできます。今までにお会いしたことがある方でしたら、メールを書きながらも相手の声や顔を思い浮かべることはできるのですが、全く初めての方からのメール鑑定は伝える方法が「文字」だけなので、無機質にならないように気持ちを込めて書くよう気をつけています。と、言うのは簡単。
先日、メール鑑定を遠方よりお申込みくださった方からクレームが届きました。ちょうどその日は3回目の会社設立日。
クレーム内容は、私の伝え方と想いこみからくるものでした。
お客さんの顔が見えないからこそ、想像力を働かすべきところを心のどこかで「これでわかってもらえる」との慢心があったことは否めません。
クレームって言う方も気持ちがいいわけないので、すり減らすものがあると思うんです。期待してお待ちいただいた時間を無駄にしてしまったのです。
「こんなにいい仕事ができて、お客様に喜んでいただきました。」の発信が溢れる中、喜ばれる仕事が特別良い事のような錯覚になりますが、仕事である限りは相手に喜ばれてあたりまえです。
これからの貴重な課題をいただきました。今回のことがなかったら振り返ることなく気づくことなく進んでしまっていたような気がしています。感謝し肝に銘じ背筋を伸ばすのであります。