産土(うぶすな)神社へお参り 自分のルーツを感じる
2017/01/20
産土神社って言葉をご存知ですか?
私は数ヵ月前、たまたま立ち寄った書店で産土神社に関する本を見つけてその言葉の意味を知りました。
産土神社の定義は、自分がお母さんのお腹にいた時の一番近くの神社ということ。(明治時代以降に創健された人間をご祭神とする神社、稲荷神社、伊勢神宮は入らない)
産土神社へお参りすることでスムーズに運気が開けるとのこと。
それはそれでうれしいのですが、なんだか「産土」という言葉の響きに神秘的なものを感じて、いつかぜひ行ってみたいと切望していました。
そうすると不思議ですね。
産土神社近くの工務店 株式会社ワーキング・ビーさんからイベントでの風水セミナーのご依頼をいただきました。それも誕生日の翌日。
イベント前日(誕生日)、母に電話して私が生まれた場所の住所を確認。
徳島出身の私の両親は結婚と同時に親戚のいる大阪へ。姉は市内で、私は八尾で生まれました。
「晶子は小さい頃から活発やったわ。ほんま、懐かしいなあ。」母の中で遥か昔の記憶が蘇ったようです。
イベント当日、少し早目に自宅を出て、車で八尾へ。母から聞いていた住所近くの神社を調べて一番近くて今もお参りの人がいる神社をあらかじめピックアップしていました。
近鉄、河内山本駅前にある「山本八幡宮」
古くからの神社です。お腹にいる時から私はこちらの神さまに守られていたのですね。「ただいまです。」
ルーツをたどる道のりとどこまでも続く線路と重なります。
ああ、もう近くだ。
当時のアパートの跡地に大きなマンションが建っていました。
生まれてから4歳まで過ごした場所。なぜかこの場所で込み上げるものがあり無意識のうちに涙が・・
なんでしょね、一言でいうと「感謝」かな。今の時間をありがとう。ここから始まった私の人生。
そう、「ありがとう」 多分、この言葉をこの場所に届けたかったのですね。
産土神社と出生の地に行けたことは元気で今を生きられるからこそ。
開運という言葉とは少し感じ方が違うけれど、この日を境に私の中で動き出した部分がありました。
人は望まれてこの世に生まれてきていること、そして、誰もが必要とされていること、社会を動かしていく一員であることを実感できる産土神社へのお参り。
皆さまもぜひ。