聴く人 語る人がいて地球は回る
2017/01/20
陰陽説という理論は古代中国で生まれて、その後、五行説、八卦などの東洋易の基礎と位置づけられています。風水や四柱推命、九星気学はそこから派生しています。
プラスとマイナスでこの世はできている。例えば男と女、天と地、甘いと辛い、寒いと暑い、白と黒など、ふたつじゃないとひとつにならない、融合してはじめてひとつになる。
だから物事はひとつだけの見方だけではなくその裏側も見ることが大事、、きっとここに繋がるのだなと思うのです。
私の仕事は「聴くこと」から始まります。セミナーなどは一方的に喋っているようですが、その前には打ち合わせがあって、ご依頼くださった先のご希望や意見を聴いています。
個別面談では鑑定の7割は聴く時間。ということはお客さんは7割語っていることになります。
想っているところを自分の言葉にして出すことはとても大事なことです。そして、その言葉は受け止める人がいて初めて「解決」の糸口へ向かえます。
話すことができれば、極端に言ってそれだけでいい場合が結構あります。マイナスを吐き出してしまう感覚です。
陰陽説で考えると、吐き出す人と、飲み込む人 これで整います。
経営者、事業主の方のご相談が増えてきたので、先月運気の定期健診というプランを作ってご案内を始めました。
雇用のこと、事務所移転のこと、事業展開のタイミングなど、何かあってのご相談が通常ですが、事前に運気のタイミングを知っておくことで様々な事態に備えることができます。
定期健診には「問診」があるので、日々の悩み事なんでもお聴きします。そして対策を探っていきます。
私自身、いつも聴いていることは仕事だから当然。ですが、、
もうひとり私がいて「何でも聴きます。」と言われたら、、何を話しているかな、洪水のように溢れていたりして、、
そんなことを取りとめもなく思った半夏生の夜です。