【2019年秋のお楽しみ】9月13日(金)は十五夜 14日(土)の満月は今年最少
9月になっても日中は残暑が厳しくて汗が流れます。が、朝晩は少し秋の気配を感じられるようになりました。
いつの間にかセミの声は聞こえなくなって、夜は秋の虫が鳴いています。もう少しで本格的な秋がやってきますね。
さて、秋と言えばもちろん「食」ですが、夜空のお楽しみもありますね。
そう「お月見」です。今年の十五夜は9月13日 その翌日が9月の満月です。
十五夜は旧暦の8月15日の夜のことです。十五夜=満月と思いがち。
この日の月はほとんど満月に近いのですが、今年は14日が本当の満月(望)です。
最大時の88%の大きさ でも・・
9月の満月は今年最少とのことです。(今年の最大満月は2月)
月は地球の周りを長円形の軌道で回っているので、地球との距離が月ごとに違います。
この距離が2月は384,000キロでしたが、今月は406,000キロになる つまり、月が遠くに行ってしまうので小さく見えるということなのです。
とは言っても当日は他の月と比較できないので、一番小さいかどうかを見極めるのは難しいですよね。
406,000キロってどのくらい?
天文学の数字は大きすぎてイメージがなかなかわきません。
この406,000キロはいったいどのくらいの長さでしょうか。
ちなみに地球一周が40,075キロ なので、地球から月の距離は地球約10周分となります。
地球10周ってあの「兼高かおるさん」(幼い頃の私の憧れの人でした)なら成し遂げていたかもしれませんね。
うちの車の走行距離が今75,000キロなのであと331,000キロ走ると月までの距離になります。
新幹線で約36日 歩くと11年かかる計算になるそうです。
なにはともあれ名月を愛でよう
昔から仲秋の名月には、お団子、お酒、芋などをお供えして秋の収穫に感謝するという習わしがあります。
「稲穂」に見立てたススキを飾れると尚いいですね。
満ち欠けのある月は、満月の時に陰陽の「陽」の力が高まると言われています。
アウトプットには良いタイミングです。感性も高まります。
美しい月としばし会話できる時間があるといいですね。何を語りかけますか?
私は・・・10年後のいろいろかな。