月とスコップ 

大阪の株式会社エガオール代表 土本晶子です。風水や運勢の事業、猫と暮らす毎日、川柳もちょいと詠んでいます。そんなアラ還女子の日常をボチボチと。

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【風水都市ソウル旅行記2】ポックンパでお腹も満足 そして向かった「昌徳宮」でひたすら上を向いて歩いたワケは・・・

前回のブログでは「くるりんぱ」じゃなくて「ポックンパ」をいただいたところで終わっていました。

ちょっと時間が空いてしましましたが今回は満腹後に地下鉄に乗って向かった先について書きます。
 
なんたって初ソウル。見るもの聞くもの触れるものすべてが「えっ!」「なるほど」「うわ、なんで~?」の連続で、もしかして古の渡航人もこのような感動を得ていたのでは・・と想像してみたり。

さすが風水都市 背景に注目!

前回のブログで荒俣宏氏の著書「風水先生」に触れました。
その本の中にも風水的地形について細かく書かれていますが、大地の力が湧き出る土地というのは特別な地形をしています。

それは「四神相応(ししんそうおう)」と言われ、山の形、水の流れ、風の向きなどが理想の配置になっている場所です。
ちなみに四神は青龍、白虎、朱雀、玄武です。

昔はこのような土地を風水師が探し墳墓を造りました。昔の人にとって子孫繁栄は大きなテーマだったので先祖が眠る土地はとても重要視されていました。

その後、都の造営にも風水は用いられました。日本では平城京、平安京、江戸城(今の皇居)は四神相応の地にあります。

ソウルは荒俣氏によると非常に風水の整った地にあるということで、私は実際にその気に触れてみたかったのが今回の旅行を計画した大きな理由でした。

と、前置きが長くなりましたが、満腹後に向かった「昌徳宮(チャンドックン)」のある場所に感服したのでした。

背景には大きな山がそびえ立っています。この山が四神相応の「玄武」にあたります。
この山から龍の気が下りてきています。

こちらが昌徳宮の入口、進善門 

 家族旅行でしょうか・・皆さん笑顔です。

見上げてごらん 屋根の上を~♪

昌徳宮は1405年に李氏朝鮮王の第3世である太宗(テジョン)によって建てられた離宮(現在の建物は1615年の再建)で、世界文化遺産に登録されています。

とにかく広い!スケールにびっくりします。面積43万4877㎡ これは甲子園の約11倍!

びっくりするのは広さだけではなく、この極彩色!

こちらは仁政殿 昌徳宮の正殿で王の即位の礼や外国の使節との接見などを行っていた場所です。

そして、、びっくりすることパート2は「屋根の上」です。

これはなんでしょうか? 人の進化図(サルからヒトの)かな?よく見るとやや不気味です。

なぜにそんなストーリーが屋根にある?

「進化図」のような置物はすべての宮殿の屋根にありました。

日本では鯱(しゃちほこ)や鬼瓦ですよね。多分「邪気を祓う」という意義は同じなんだろうなあ・・と思うのですが、??です。

仮説として「最初は未熟でも己を磨いていくと立派な人になっていくんだ!」という示し。

なんだろ、なんだろ、こんな時は検索です。そうしたら答えがわかりました。

なんと、これらは孫悟空の登場人物だそうです。なぜに?モンキーマジック!!

<理由>
仏法に深く帰依していた李朝の王たちが、国と王宮の平安を願い、守護神として祀ったものだ。とありました。

孫悟空、三蔵法師、猪八戒、沙悟浄・・う~ん 見えるかな・・・?

こちら昌徳宮は広大過ぎてすべてを見ることはできなかったのですが、「わ、これは!」という内装に遭遇しました。

経営者、事業主の方必見の光景は次回のご案内で。お楽しみに~ (つづく)

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