「期待」という縛り
「私は一生懸命やっているのに、あの人は私のことをわかってくれない」
「どうして○○できなんだろう。もっとできると思ったのに、がっかり」
自分と同じ人はいないので、自分が思うようにはなかなかならないですよね。
だから悩みます。近しい関係なら特にその悩みは深くなりがち。
四柱推命や手相から気になる人の潜在的な性格傾向を掴んでお伝えすると、客観的に捉えてくださるので、どうしてそう悩むのか、解決できないのかのヒントにご本人が気づかれる場合がよくあります。
身も蓋もないのですが
「相手に期待しなくなると案外うまくいきます」
すみません。「これを言っちゃーおしまいよ」ですが・・先日もお客様に伝えました。
運勢鑑定すると「ええ、そうなんです」「え、そうなんですね」と反応は様々ですが、やっぱり自分とは違う特性や適性を相手が持っていて、自分がこだわっている部分を客観的に見ることができる。これはとても大切だと思っています。
「期待しています」は賛辞のように聞こえますが、私は自分も相手も縛る言葉だと思っています。
吉田兼好さんも
徒然草 第二百十一段で書いています。
「何事も期待せぬ事 それが肝心」 そのあとに「人は深くものを頼みにするために恨み怒る事がある」と。
客観と想像で
期待は相手ではなく自分自身に。そうなると人に対して気になることが減ります。
どうしても相手に期待を寄せる時は、
・自分を客観的に見てみると、それは自分の願望でしかない?
・もし、自分が誰かに「期待してます」と言われたと想像するとその通りにするか?それは自分にとって何?
そこまで思考を広げてみてはいかがでしょうか。運勢鑑定で把握できた個々の潜在力は良い材料になると思います。
ちなみにご相談くださったお客様からは「相手に期待しなくなる!その言葉、私のモヤモヤを吹き飛ばしてくれました」とご感想をいただきました。
相手への執着が減り楽になったとにこと。運勢鑑定がお役にたててよかったです。